念願の土方歳三資料館です。
門をくぐると土方さんの胸像と手植えの矢竹がお出迎えです。
館長の愛さんから説明を受けてお目当ての「和泉守兼定」を鑑賞します。
穴の開いた鎖帷子や手紙などが展示してある中央に飾られているのが
箱館戦争の際、小姓・市村鉄之助によって遺髪や写真、手紙などと一緒に送られてきた歳三最期の佩刀です。
茶の石目塗に牡丹唐草と鳳凰の蒔絵が施された鞘も、三本杉の刃文も本当に美しく
よく見ると柄の摩耗が激しく、土方さんが日頃から愛用していたことがわかります。
洋装になっても最期まで差していた「魂」そのものです。
よくぞ持ち帰ってきてくださった、よくぞ今日まで残してくださったと思ったら
自然に涙がこみ上げてきました。
おかしい。
あんなに大好きな山姥切国広を見た時にも泣かなかったのに。
やはり土方さん愛はキャリアが違うってか?(笑)
涙と言えば・・・土方さんのサイダーがありましたよ。
その名も「土方歳三の涙サイダー」