壬生寺は新撰組ファンにとって、聖地のような寺です。
新選組は文久3年に、ここ壬生の地で結成されました。
当時、境内で兵法の練習や武芸や大砲の訓練が行われていたこと、沖田総司が子ども達を集めて遊んでいたこと、
近藤勇をはじめ多くの隊士が壬生狂言を鑑賞したことなど、新撰組にまつわる記録も多数残されています。
壬生塚には、局長の胸像や新撰組隊士の供養塔、芹沢鴨ら隊士の墓などが祀られています。
静寂な境内が、若くして散っていった隊士たちの御霊を包み込んでいるようで
気持ちが引き締まる思いがしました。