函館駅、五稜郭タワーで参加者を拾って、まずは鷲ノ木上陸地跡に向かいます。
1868年10月20日、徳川家臣の榎本武揚が軍艦8隻、2500~3000人の兵を率いて上陸。
22日に先発隊が官軍の攻撃を受けて応戦したため、土方歳三と大島圭介の2隊に分かれて箱館を目指しました。
ここから箱館戦争が始まった歴史上の要所です。
史跡公園内には旧幕軍の上陸記念碑や慰霊碑があり、お参りをしてから海岸に向かったのですが
バスを降りたとたん、「雪虫」の歓迎を受けました。
これが、あの噂の雪虫かっ!
トドノネオオワタムシなどの通称で、白い綿のようなものをまとって飛ぶ姿が雪のように見えるから呼ばれており
北海道や東北地方を中心に、初冬にかけて現れ初雪を告げる風物詩だそうです。
白い綿の正体は、体から分泌されるロウ状の物質だそうですが
ブンブン飛んでいて、洋服やらバッグやらにくっつくので、ちょっとウザいです(笑)
駒ケ岳は山体崩壊しているため車窓から見える形は様々に変化していたのですが
噴火湾の向こうにそびえる駒ケ岳は美しく、そして湾内に流れ込む川には遡上する鮭の姿が・・・
カモメが餌をつつくのどかで静かな湾内が、この後戦争の舞台の発端になったとは思えませんでした。
榎本さんと土方さんのご子孫が並んでこの地に立つ姿を見ることができることは
新選組ファンとしては非常に感慨深く、快く撮影に応じてくださったご両人には感謝しかありません。
これから先の行程でもきっといくつかの撮影スポットがあるのだろうと期待しながらランチに向かいます。











