2019年5月以来の五稜郭です。
前回は桜の時期だったのですが、今回は紅葉の時期ですが見頃はもう少し後のようです。
土方さんの埋葬地は諸説ありますが、その中に五稜郭内の土饅頭という説があります。
今回はその場所で手を合わせることがわたしにとってのイベントの1つでした。
1864年に建てられた「兵糧庫」は幕末から明治維新の激動の中、解体を免れた唯一の歴史的建造物です。
毎年8月のみ特別公開しているのですが、今回特別に見せていただくことができました。
五稜郭内で発掘された磁器やガラス製品、木製の水道用樋の実物、一の橋・二の橋で用いられていた古材
箱館戦争時に旧幕府脱走軍軍艦「蟠龍」の砲撃を受け爆沈した明治新政府軍軍艦「朝陽」の竜骨の一部などが
展示されていて、タイムスリップしたように感じました。
日本最初の開港地のひとつ箱館で、幕末の北辺警備と対外折衝の重責を担った箱館奉行所。
この江戸幕府の役所である箱館奉行所を守るため、西洋の城塞都市をモデルとし日本の築城技術により
日本初の洋式城郭五稜郭が造られました。
奉行所の広壮な建物は箱館戦争終結の2年後、明治4年に解体されましたが
それから140年後、往時の姿を可能な限り忠実に再現した箱館奉行所が2010年にオープンしたそうで
今回のツアーは、函館奉行所開館15周年を記念して企画されたものです。
何故15周年?とちょっと不思議に思っていたけれど、そんな歴史があったのですね。
バスの中での奉行所館長さんや五稜郭タワーの企画室長さんのお話も大変面白くずっと笑いと拍手が止みませんでした。
奉行所を出て、五稜郭タワーに向かったのですが、上に上がっても時間が足りないだろうからと断念し
お土産を買う時間にすることにしました。
わたしは新選組の羽織を着ているヒジカタ君しか持っていなくて、洋装のヒジカタ君が欲しいのですが
すでに終売になっているのかアルティスタにさえ在庫がなくて、一縷の望みをかけて見て回ったけれど
残念ながらやっぱり売っておらず、再販してくれーーー!となりました。
京都のお供には浅葱羽織、北海道には洋装と使い分けたいじゃないですか・・・
今後も地道に探すことにしましょう。











