金閣寺に向かうためにバス停にいると、ちょっと品のいいおばあさんに話しかけられました。
京都の諸事情をいろいろ教えていただきました。
ご先祖様から受け継いだ歴史の重さを感じます。
我が家のご先祖様は武田勝頼の足軽大将だったと言っても
このおばあさんにはまだまだ浅いと一笑にふされそうな気がします。
バスを降りるとまたしても人、人、人です。
室町幕府三代将軍、足利義満が建立した金閣寺は、北山文化のシンボルともいえる寺院です。
まばゆい光を放つ舎利殿は、初層が寝殿造、二層が武家造、三層が禅宗仏殿造と
それぞれが異なる建築様式が用いられています。
京都人は「先の戦争」は第二次世界大戦ではなく応仁の乱だというらしいけれど
こんな華やかな空間にいたら、それもありだなと思わずにはいられませんでした。