早朝の電話で目が覚め、しばらくぼーっとしていたら玄関のチャイムが鳴った。
「やっぱり、寝てたー(笑)」という義姉の声。
もう来たの?と苦笑いしながら、全員で出迎える。
3つのお祝いの日、美容院から着付けを済ませて帰宅した直後
玄関前でころんで、結ったばかりの付け毛をぽろりと落とし泣いて化粧を崩し
着物を脱ぎたいとだだをこねていた姪が
すっかり綺麗にしあがって、晴れやかな笑顔で立っていた。
やっぱり女の子って、可愛くていいよね。
着物といえば。
結婚する前に、けいちゃんの実家に着物を着てお年始にでかけたとき
「女の子はいいわねぇ。 わたしにも娘がいたらこんなふうにちゃらちゃらと着飾らせることができたのに・・・」
と、義母に言われたことがある。
紅型の訪問着がそんなに派手だったとは思わないんだけれど
まだ嫁でもなかったのに「ちゃらちゃら」だって(笑)
そのときにはわからなかったけれど 、今同じ年代になって義母の気持ちがわからないでもない。
甥を見ては、自分も男の子を育ててみたかったと思ってみたりする。
姪の晴れ姿を見ていて、来年の我が子の成人式の時にはどんな派手な着物を着せようかと考えたりする。
20年なんて、あっという間のことで子供の成長は本当に早いものだ。
悔いのない毎日を過ごして欲しいと願う。
それにしても。
成人式のお祝いも姪・甥2人分となると、お年玉も含めてこの出費は痛いのだよ・・・とほほ。