衛生管理のように、きっちりマニュアルを守ることが正しいものは別として
わたしはもともと規則に縛られた行動はあまり好きではない。
10個ドーナツを買ったとして「お召し上がりですか?」と聞かれたら
「さすがに一人では食べられないですよ」と答えてしまうほどマニュアル人間は苦手だったりする。
ところが、何を思ったかふと目にした本を購入し、一気に読んでしまった。
「だから、あなたの部下は育たない!」
大きく伸びる人材は、第一にハートワークがしっかりしているらしい。
①ハートワーク(情熱ある仕事)
↓
②フットワーク(抜群の行動力)
↓
③ハードワーク(よく働く)
↓
④ヘッドワーク(知恵ある仕事)
↓
⑤ネットワーク(人脈)
自分がなぜ働くのかという仕事観を確立し
スキルが未熟な若いうちは足を動かし汗を流し
スキルを覚えたら集中的に働いてそれを磨き上げ
経験から導き出したノウハウを加えて総合力を身につける。
総合力がついたら、いよいよ収穫期になる。
この順番を間違えると、本来は伸びるはずの人材も伸びない。
なるほどなぁと感心したものの、よく考えてみたら当たり前のことなのだが
意外とこの当たり前のことができず
自分の身に何も果実が実っていないのに、収穫を望むパターンが多い。
結婚後、在宅栄養士として保健所で栄養指導をしていた頃の
スキルも経験もないくせに偉そうに指導をしていた自分を思い返すと本当に恥ずかしくなる。
しかし、今のわたしはすでに人生の半分以上を「栄養士」として生きていて
このノウハウを次世代に伝えていかなくてはならない立場にある。
今の自分の行動が3年後の自分を作り
今現在の自分がどんな仕事をするかで、3ヵ月後の実績が決まるそうだ。
目標を1つずつクリアしていくしかない。