春がまた来るたび 1つ年を重ね
目に映る景色も 少しずつ変わるよ
陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
気がつけば五十路を 超えたわたしがいる
信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ
I say it’s fun to be 20
You say it’s great to be 30
And they say it’s lovely to be 40
But I feel it’s nice to be 50
満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるのだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ
I say it’s fine to be 60
You say it’s alright to be 70
And they say it’s still good to be 80
But I’ll maybe live over 90
君のデニムの青が 褪せてゆくほど 味わい増すように
長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ
I say it’s sad to get weak
You say it’s hard to get older
And they say that life has no meaning
But I still believe it’s worth living
But I still believe it’s worth living
休日は、録画したDVD鑑賞三昧。
ラブコメディでおもしろいのはやはり「プロポーズ大作戦」か。
大好きな女性に想いを告げられぬまま彼女の結婚式に出る羽目になった男が
過去をもう一度やり直すチャンスをもらったことで
他の男性に奪われてしまった彼女を取り戻すべく奮闘する話。
その瞬間にはきっと自らが最良の選択をしたはずなのに
もし違う選択をしていたらどうなっていたのだろうか? と考えることがある。
誰にでも「もう一度やり直したい」と思う一瞬があるにちがいない。
そんなことを考えながら、NHKの「SONGS」で竹内まりやを見た。
あまり人には言っていないけれど
実は、自分の結婚式で歌ったほどファンであったりする。
50歳を過ぎてもなお変わらない彼女の風貌に驚きながらもしみじみと聴き入ってしまった。
わたしも、こんなふうに輝く50代を迎えることができるのだろうか?
やり直したいと思っても、ドラマのように妖精が目に前に現れてくれるはずもなく
「老い」に対しての不安が付きまとい始めた昨今
新品のデニムをうらやむのではなく、味わいのある褪せた色を誇れるように
後悔のないよう毎日を一生懸命生きるしかない。