待つことが嫌い、協調性がなく団体行動が苦手、計画を立てるのもめんどくさい
そんなわたしが2.5次元舞台にハマってから変わりました
物販に辛抱よく並び、知らない人に声をかけ、聖地巡礼ツアーに出かけ、京都旅行には自らルートを考え・・・
ヲタな旅行の覚書です
Travel book
旅行嫌いなのに旅行記
京都 2015年5月31日:⑥伏見稲荷大社
駅を降りるとすぐに朱塗りの楼門というアクセスのよさに喜んだのは言うまでもありません。
奥社奉拝所まで続く千本鳥居は圧巻でした。
奉納した名前に知っている名前なんかないよねと見ていると地元の病院名が見つかったりして。
神秘的なパワースポットでした。
ただ残念だったのは、参拝客のマナーの悪さでした。
言葉が通じない観光客だからしかたがないのかもしれないけれど
人のほうに向かってスプレーをふりまき続け、他人が吸い込んで咳をしているのに気づかない若い女性や
本殿は撮影禁止なのに平気でカメラを向けているおじさんや、千本鳥居を逆走する人など・・・
日本人もきっと海外で恥をかいているのだろうなぁと思いました。
一番笑えたのは、鳥居の中でかっこよくポージングしている男性の顔だけが残念だったこと。
いや、自分のことを棚にあげて言える話ではないですよね(笑)
京都 2015年5月31日:⑤妙心寺
妙心寺は臨済宗妙心寺派大本山で、山内は三門、仏殿、法堂などの伽藍を中心に47ヶ寺の塔頭があります。
常に公開されているのは「桂春院」「退蔵院」「大心院」と妙心寺「大方丈」だけ。
この旅行で唯一わたしが行きたいと譲らなかったのが妙心寺です。
高校の修学旅行で見た法堂の雲龍図をもう一度見たいと思っていました。
見る角度が変わると龍の動きが変わり、どこから見ても龍と目が合います。
迫力ある雲龍は、今も昔も変わらないすばらしいものでした。
龍安寺から妙心寺まで徒歩で移動するあいだ、食事ができそうな場所がなくて
結局京都駅まで戻ってきてからの遅いお昼でした。
金閣寺周辺で早めの食事をしておけば、退蔵院の美しい枯山水を見る時間があったかもしれません。
京都 2015年5月31日:④龍安寺
京都 2015年5月31日:③金閣寺
金閣寺に向かうためにバス停にいると、ちょっと品のいいおばあさんに話しかけられました。
京都の諸事情をいろいろ教えていただきました。
ご先祖様から受け継いだ歴史の重さを感じます。
我が家のご先祖様は武田勝頼の足軽大将だったと言っても
このおばあさんにはまだまだ浅いと一笑にふされそうな気がします。
バスを降りるとまたしても人、人、人です。
室町幕府三代将軍、足利義満が建立した金閣寺は、北山文化のシンボルともいえる寺院です。
まばゆい光を放つ舎利殿は、初層が寝殿造、二層が武家造、三層が禅宗仏殿造と
それぞれが異なる建築様式が用いられています。
京都人は「先の戦争」は第二次世界大戦ではなく応仁の乱だというらしいけれど
こんな華やかな空間にいたら、それもありだなと思わずにはいられませんでした。
京都 2015年5月31日:②下鴨神社
京都は鴨川を中心に町づくりがなされており、鴨川の下流にまつられているお社というところから
「下鴨さん」とか「下鴨神社」と親しくよばれていますが
正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」と呼びます。
相生社の側に「連理の賢木(れんりのさかき)」という不思議なご神木があります。
2本の木が途中から1本に結ばれていて、縁結びの神のお力で結ばれたと言い伝えられています。
不思議なことにこの木が枯れると、下鴨神社境内の糺の森に同じように結ばれた木が見つかるそうで
現在のご神木も4代目だそうです。
この縁結びのご神木は「京の七不思議」の一つとされています。
おみくじを引いた娘にもいいご縁がありますように・・・
糺の森の南側にある河合神社境内には
末社「任部社(とべしゃ)」と呼ばれる八咫烏(やたのからす)をまつる神社があるのですが
そこまでは歩いていけませんでした。
京都 2015年5月31日:①Starbucks Coffee
京都 2015年5月30日:⑥京はやしや
京都 2015年5月30日:⑤池田屋
時は元治元年6月5日。
潜伏していた長州藩・土佐藩などの尊王攘夷派志士を
京都守護職配下の治安維持組織である新選組が襲撃した事件の舞台である池田屋は
現在「はなの舞」になっています。
薄桜鬼コラボで隊士をイメージしたカクテルをオーダーするとコースターがもらえるというわけで
「容赦がない一番組組長」と「歳三の怒り」で献杯です。
2杯目は「変若水」を頼んだのですが、山南さんのコースターはありませんでした。
残念。
面白いもので、新撰組を題材にしたドラマでもアニメでも
娘は一番組組長、わたしは副長がお気に入りとなります。
まぁ、わたしの場合、入り口が「銀魂」ですから、新撰組ファンと堂々と言えないわけですが・・・
ところで元治元年6月5日という日は、現在日本で使われているグレゴリウス暦では「1864年7月8日」
7月8日といえばけいちゃんの誕生日です。
今年は平成27年ですが、昭和90年、大正104年、明治148年なんだと。
1868年が明治元年なので、ほんの150年ほど前に起きたことなんだなぁとしみじみ感じた夕食でした。
京都 2015年5月30日:④八坂神社
京都 2015年5月30日:③霊山歴史館 幕末維新ミュージアム
三年坂を下って、ちょっとわき道を進むと急な坂道が続きます。
暑さに加えてこの坂道は身体にこたえますが、観光客がほとんどいなくてほっとします。
大河ドラマの「花燃ゆ」にちなんでか
「松陰をめぐる人びと」特別展第3期「池田屋事件と禁門の変」を開催していました。
倒幕側・幕府側双方の資料が揃っていることが霊山歴史館の大きな特徴のひとつだそうですが
日本の近代化の礎となった彼らの強い意志を感じることができる場所でした。
新撰組の衣装をまとい、土方さんと写真が取れてご満悦でございました。
敷石の中にハートの石があったのですが、なにかご利益でもあるのかなと思ったら
団体写真撮影のカメラマン向けにおすすめの立ち位置を教えようと同館が埋め込んだものだそうで。
お向かいの京都霊山護国神社には坂本龍馬、木戸孝允、久坂玄瑞、高杉晋作などのお墓が祀られているので
行ってみたかったけれど、さらに坂をあがっていかなくてはならないようだったので断念しました。