粟田口の地は、平安時代から室町時代にかけて刀鍛冶が多く住んでいたとされ
名刀「一期一振」をはじめ数々の国宝を手掛けた天下の三名工と呼ばれる粟田口吉光や
天下五剣と呼ばれる名刀のうち最も美しいといわれる国宝「三日月宗近」を手掛けた三条宗近も
この三条粟田口に住んでいたと言われています。
いわば、審神者の聖地とでも申しましょうか。
ここでは三条小鍛冶宗近がスランプに陥っていた際、氏神である稲荷明神の狐が童子に化けて相槌を振り
名刀「小狐丸」を完成させたという逸話の残る「相槌稲荷神社」の御朱印もいただけます。
参道の脇にある「鍛冶神社」には製鉄・鍛冶の神である天目一箇神と共に
名工である三条小鍛冶宗近、粟田口藤四郎宗近が一緒に祀られています。
刀剣の神様をお祀りしているだけに悪縁を切り、良縁結びに霊験あらたかなうえに
勝ち運にも恵まれるとのことなので、チケットが当たるようお願いをしてきました。