駐車場が満車と出ていたので、ラーメン屋さんからちょっと歩いたところのコインパーキングに止めて
歩き出したら雨が降ってきたうえに、お城のほうに車が進んでいくではないですか!
え~、満車じゃなかったの?と思いつつ、とぼとぼ。
博物館のチケットで割引が効いて、いざ城内へ!!
地元では鶴ヶ城と呼ばれているけれど、別名黒川城、会津若松城と言われ
「荒城の月」のモデルともなっているのだとか。
お城にはあまり詳しくないのですが、その造形美にはテンションがあがります。
・・・階段を上がる、上がる(汗)ですぐにテンションだだ下がりでしたが(笑)
ちょうど「幕末・戊辰戦争」をテーマにした収蔵品展を開催中でした。
天守閣から会津城下の大パノラマを見ながら、やはり浮かんでくるのは白虎隊のこと。
子供の頃はお城が燃えていると勘違いして自刃したと聞いていたのですが、実際はそうではなく
敵に捕まり生き恥を晒すより武士の本分を明らかにするための自刃だったようで
飯盛山から戦火に包まれる城下町とお城を見ながら、最期に何を思ったのでしょうね・・・
以前、日本国内で発生した合戦や紛争、事変などの発生場所を表示した投稿動画をTwitterで見たことがあって
室町時代から安土桃山時代の発生状況がすごくて、だからこそ徳川家康は戦のない時代を作りたかったんだろうな
江戸時代の終わりが、また戦禍の時代の始まりとなってしまったことがよくわかります。
新選組のファンだからこそ、戊辰戦争終結に至るまでの悲劇を思うとぐぬぬとなるわけですが
このような国を思い、民を思う人々の意思の先に、今の平和な時代があることを痛感し感謝することとなります。
鶴ヶ城は10月から3月末まで天守閣の工事に入るそうで、桜の咲く頃には美しいお城に変貌していることでしょう。