山姥切国広展 -名匠の軌跡、名刀の誕生‐ 2025年3月7日:伯仲燦然

   

足利市の公式HPより抜粋

『伯仲燦然』という言葉は、輝かしい2振の名刀が同時に展示されることをあらわしています。

「本作長義」と「山姥切国広」はその姿が非常に近しいことから本歌(本作長義)と写し(山姥切国広)であると伝わり

双方が今日まで現存しつつ、ともに重要文化財に指定されている唯一の存在です。

「本作長義」を主君より拝領した足利長尾家6代当主・長尾顕長がそれを名誉とし

刀工・国広にその旨の銘文を刻ませ、「本作長義」の写しとして作らせたのが「山姥切国広」だと考えられています。

顕長の所持からおよそ100年後、「本作長義」は尾張徳川家の所蔵となり今日まで名古屋に

「山姥切国広」は2024年に作刀の地とされる足利市で継承されることとなりました。

山姥切国広取得のため足利市のクラウドファンディングに参加し、わたしは3年間の共同オーナーとなっています。

まんばちゃんもちょぎも会うのはこれで2回目です。

刀ステでの本科にこだわる長義の印象が悪かったのですが(笑)

まっきーのイベントに参加した梅ちゃんのキャラと、その後の刀ステでの長義のセリフに

いつしか伯仲の存在であることを認め、ねんどろちゃんも購入したという経緯があるわけでして

今回も二振りのねんどろを持参しての鑑賞となりました。

刀の刃文を見比べると、写しであるまんばちゃんのほうが緩やかで美しく感じられましたが

それぞれの押形を比較すると長義のほうが細かく繊細な印象を受け、正しく伯仲の出来であると感じられました。

まんばちゃん、「綺麗とか、言うな」って言われても、やはりあなたは綺麗ですよ。

そして、帰路につく車中でまっきーが足利に来ていたことを知り、思わず叫んでしまいました。

同日に同じ空間にいられただけで、良しとしましょう。

 

2025年3月8日