ジュブナイル

mixiの昭和30年代生まれのコミュに参加している。

同世代の考え方や、TVや子供の頃の遊びなど 懐かしい話題がいっぱいだ。

昭和47年から始まったNHKの少年ドラマシリーズは

「タイム・トラベラー」「怪人オヨヨ」「暁はただ銀色」「夕ばえ作戦」など

当時中学生だったわたしが毎回楽しみにしていた番組だった。

その影響か、筒井康隆、小林信彦、星新一、光瀬龍、眉村卓らのジュブナイル作品に、どんどんはまっていった。

まだ放送用ビデオテープが貴重な時代で繰り返し使用していたので、NHKにもほとんど残っていないらしい。

今見てもきっとおもしろいだろうに、残念でならない。

おもしろいといえば、この時代は深夜放送が全盛期の頃。

「オールナイト・ニッポン」「セイ・ヤング」「パック・イン・ミュージック」

それぞれに個性あふれるパーソナリティがいて、勉強するわけでもないのに、毎晩徹夜の生活だった。

夜に強いのはこのころの習慣からなのだろうか。

深夜ではないけれど、一番記憶にあるのが「たむたむたいむ」で

かぜ耕士の軽快なトークとリスナーのはがきに、何度肩を震わせながら笑いをかみ殺したことか。

わたしも2度ほど手紙を読まれたことがある。

でも、たぶん一番の傑作だったのが「茶色の少年」の話だろう。

今でも憶えているのだから、相当インパクトがあったんだろうな。

何が言いたいのかというと。

最近スカパーのミステリチャンネルで 「なぞの転校生」を放送していることに気づいて

チャンネルを合わせたら、なんと最終回だったというまぬけな話。

2006年10月3日