創立100周年記念式典があり、大学時代のクラス会が開催された。
おいしい懐石料理をいただきながら、久しぶりに友人と楽しい時間を過ごした。
高校時代の同窓会で当時の話題で盛り上がっても、わたしは案外そのエピソードを知らないことが多いのだが
実は、大学時代も不明なことが多いことに気づかされた。
単位が取れなければ管理栄養士は取得できなかったのでたぶん大学にはほとんど休まずに通っていたはずだが
高校といい大学といい、わたしっていったい・・・?(笑)
「どこか大人びた雰囲気だったよね」 「いや、ただ冷めていただけじゃない?」と、口々に友人に言われて
細かいことを憶えていないおおざっぱな性格というのもあるが、たぶん群れていなかったせいなのだろうと思った。
自分から積極的に話しかけたり、仲間に加わることもなく、一人でいることもさほど気にならなかった。
当時は気がおける友人が数人いればそれでよかった。
それでもそんなマイペースなわたしを、高校時代の友人も大学時代の友人も仲間として迎え入れてくれる。
わたしにとって高校時代の友人は、ほっとできる居心地のいい場所。
大学時代の友人は、刺激を与えて元気にしてくれるパワーの源。
ふと、大学に入学したばかりの頃送られた父からの手紙を思い出した。
「大学で出会う友達は、一生の友となる」
奇しくも、今日は父の命日。
父の勧めでなんとなく選んだ専攻がきっかけで
たくさんのすばらしい友人に恵まれ、その資格を生かして今も充実した仕事を続けている。
おとうさん、ありがとう。