先週はまだ三分咲きだった国道沿いの桜並木が満開になっていました。
桜を見ると思い出すのは、やはり娘の進学や引っ越しとかの思い出でしょうか。
大学に進学して初めて一人暮らしをするために送っていったとき
東名高速の御殿場あたりで桜吹雪が舞っていて美しかった。
学生会館なので食事もついているし、学生がたくさんいるので不安もなかったはずなのに
帰りの車の中で、何も教えていなかったことに気づいて急に心配になって
もっとちゃんと家のことも手伝わせておけばよかったと後悔したっけ。
再就職して上京した時には、義母を連れて近所の公園にみんなで花見に行った。
わたしも単身赴任中、会社の近くの桜並木でよく後輩たちと「花より団子」の撮影をしたなぁ・・・
新しいことが始まるわくわくした気持ちと同時に、それは旅立ちや別れの場面でもあり
笑顔と泣き顔が入り混じった複雑な感情を、桜が緩やかに鎮めてくれていた気がします。
そうだ・・・今年はまだお団子写真撮ってないや・・・