今年の漢字を一文字で表すとしたら「止」しか思い浮かびませんでした。
1月4日の刀ミュ歌合せ、5日の刀ステ維伝、18日のモリアーティと順調な滑り出しだった観劇が
コロナ感染の影響で次々と中止となり、チケット払い戻しという異常な状況になすすべもなく
ただただコンビニのカウンター前でチケットを見つめてうなだれるしかなくて
不要不急の意味をあれほど考えた時期はありませんでした。
「どうしても必要というわけでもなく、急いでする必要もないこと」
ファンにとって推しの舞台は
生きる糧、若さを保つ秘訣、仕事も頑張ろうと思える必要不可欠な大切なものです。
確かに舞台が再開してから配信もされるようになって、わざわざ会場に足を運ぶ必要はなかったけれど
それでも生で見る舞台は別物で、配信で観られるからいいというわけではありません。
幕が上がる前の暗転していく瞬間、キャストの息遣い、熱量・・・
半年ぶりの観劇、7月23日の科白劇が始まる時のワクワク感は忘れることができません。
エーステ冬単独、法廷の王様、ヒプステ、PSYCHO-PASS・・・
振り返ってみると例年と同じくらいチケットがご用意され、推しを愛でることができました。
これも、払い戻されたお金で購入した財布効果だったのでしょうか。
推しにはこの時期は貯金をするよう勧められたけれど
会場でなければ購入できない物販グッズがネット販売されていたので
例年よりスムーズに購入出来て、全く貯金などできませんでしたけどね。
仕事にもコロナ禍の影響は大きくて、しばらくは自宅からの直行直帰で
スケジュールをこなすのに苦労させられました。
業績が悪いので残業しないよう通達があり給与にもかなりダメージがあって
モチベーションを保つことは至難の業でした。
だからこそ、わたしにとって観劇は必要不可欠なものであり
殺伐とした気分を癒してくれるのが、魁と尊でした。
初めての多頭飼いで戸惑うことも多かったけれど、にゃんズが寄り添って寝ている姿を見るたびに
明日も仕事を頑張ろうと、不安から救われたように思います。
来年もまだまだコロナの影響が大きく、自粛ムードになりそうな予感がしますが
ささやき会で一緒に一生同じ景色を見ると、推しと約束したので
体調管理には十分注意をしてこれからもチケット戦争に参戦していきます。
舞台愛、推しへの愛は止められないぞっ!
来年も笑顔で推しを応援できるような年になりますように・・・