
会社の西門から雑木林の小径を抜けて事務所に向かうのですが
この小径の両側には椿の生け垣があって
21日に見た時には少し膨らんできた小さな蕾が、ようやく咲きだしました。
陽が当たる場所ではすでに満開なのですが
わたしはこのたった1つだけ咲いた椿のほうが好きです。
先日同僚が、わたしが単身赴任時代に一緒に働いていた後輩と飲んだ時に
わたしのことをレジェンドと言って崇拝していたと話してくれました。
当時毎月栄養士会議を開いて、若い栄養士を育てようと計画した時に
上司には栄養士だけ偉くしてどうするんだと言われたのですが
みんなしっかりと成長して、今ではそれぞれが社内で重要なポストに就いています。
孤軍奮闘していた自分が、まるでこの一輪の椿のようで
毎日早く咲くといいねと心の中で声をかけていたので
きっとこれからこの生け垣も次々と咲きだすことでしょう。