耳順の年

今のあなたは、あの頃なりたかった“あなた”ですか?

今日封切られた「プーと大人になった僕」のキャッチコピーを見るたびに考える。

子供の頃はなりたいものがいっぱいあって

でも現実と共に次々に変わっていって、なりたいものは「夢」でしかなくなって

どうしてあの時行動しなかったのだろうかと後悔ばかりしている。

だけどそれは職業としてのなりたかったものに対する後悔であって

人としてこうありたいという意思は変わってはいない。

その意思が時には頑固で融通が利かないと捉えられることもあったのだろうが

年を重ねるにつれて、人それぞれなのだからと視野も広がり

徐々に自分でも柔らかくなっていった気がする。

まぁ、それでも譲れないことがあって未だに吼えることも多いのだけれど。

六十而耳順

マネージャー業務になって一番しなくてはいけないことが、たぶんこれ。

栄養士の頃は自分が先頭に立ってその背中を後輩に見せ続けていけばよかったけれど

今は周囲の意見を聞いて、従業員全体がやりやすいような環境を作っていくことが要求されている。

思い通りにいかないことばかりだけれど

果たしてどれだけのことを遺すことができるのだろうか。

まだまだ現役、生涯現役。

信念を持って突き進むだけ。

 

そんなわけで、誕生日もお仕事三昧でございます。

事務所に戻ってきたら、デスクに新入社員の調理師から可愛いプレゼントがちょこん。

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以前、確かにキャラケーキを作ってほしいと要求した記憶はあるのですが

これって、今流行りのパワハラってヤツですか?

2018年9月14日 | カテゴリー : blog | 投稿者 : つかちゃん