上善如水

地区会議のあと、部長たちと食事に行くことになっていました。

自宅通勤になって仕事帰りにどこかへ寄ることがことがなくなり久しぶりの飲み会です。

ふだん酒が飲みたいと思うことがないので

そういう機会が減ったところでどうってことはないのですが

新幹線の時間を気にしながら食事をするのはちょっと不便でもあります。

 

今日のお酒は「上善如水」

水は己の形に囚われることがありません。

器を選ばず、周りに合わせることができる柔軟性を持っています。

雲となり雨となり、条件次第で氷へと形を変え

様々な姿に変化しながらも、その特性や性質を失うことがない。

時に静かに、時に激しく、清濁併せ飲むのが「水」という存在です。

水は多くのものに恩恵を与えながら、人の嫌がる低いところに身を置いていて

自己を主張して他と争うことも、無理に逆らうこともありません。

そんなふうに生きることができれば素晴らしい。

水のあり方のような生き方こそが理想的な生き方であると老子は説いています。

 

なかなかそんな境地にはなれませんけどね。

金曜の夜に予約もせずに出かけたので、あちこちで満席で断られ

特に「獺祭」がおいてある店に入れなかったことは、本当に残念でなりませんでした。

2015年6月26日 | カテゴリー : blog | 投稿者 : つかちゃん