とりあえずスポーツはそこそここなしてきたわたしですが
学生時代もマラソン大会だけは勝ちたいとか思ったことがなく、単純に「走る」ということが苦手です。
走ることはボールを追うためであって、スポーツをするための手段としか考えたことがありません。
だから、「走る」ことを選んだ選手をいつも尊敬のまなざしで応援しています。
上位でも優勝できなければ笑顔がないチームに比べて、最下位でも笑顔だったのが印象的だったのでしょう。
「33年ぶりに出場した青学は順位はふるわなかったものの、最終走者もそれを迎える選手たちもみんな笑顔だった」
と、2009年の日記に感想が書かれていました。
ハッピー大作戦はもうこの頃からチームに根付いていたのではないかと思います。
箱根を走るためには個人成績を上げなくてはならないし、個々の努力が必要ですが
そこに「たすきをつなぐ」というチーム内の役割があって、それが駅伝の醍醐味です。
ふらふらになりながらも次の選手につなげようとする意思、エントリー前日に不調を申し出る意思
どれも見ている人の心を熱くさせます。
わたしにとってスポーツは、自分がプレイするから面白いものであるのですが
唯一見ていて面白いと思うのが駅伝のようです。