榎本武揚・土方歳三ご子孫と巡る函館戦争足跡ツアー 2025年10月26日:松前町法華寺

  

函館2日目、最終日です。

天気予報は雨・・・ホテルから見える空もどんよりしています。

荷造りしながら、今日はGジャンよりもコートがいいかな?と少し厚手のセーターを着て、朝食を食べに。

前回泊まったホテルは、朝から海鮮丼が食べられるような海の幸満載でしたが、ここはオーソドックスなメニュー。

でもあれこれ選んだら、トレイいっぱいで(笑)お腹もいっぱい。

   

バスは海岸線を進み、海の向こうにうっすらと見えるのは、岩木山。

松前城を横目で見ながら、法華寺に向かいます。

1868年11月5日、松前城を攻撃する土方歳三はこの法華寺に拠点を置き

南方に位置する松前藩の築島台場にも大砲を撃ち、海上からは軍艦・回天の艦砲射撃作戦が執られました。

当時の大砲でここからお城まで届くのかな?と思いましたがちゃんと届いたようで

武器の性能の差を戦術で補った土方さんは、剣豪から優秀な指揮官へと変貌を遂げていたのですね。

2019年9月、当時敵同士だった旧幕府軍と新政府軍は150年の月日を経て

「合同慰霊碑」という形で共に供養することとなったそうです。

奇しくも10月26日は、旧幕府軍が五稜郭を占拠した日であり、榎本武揚さんの命日でもあります。

それぞれが信念を持って戦いに挑んだ戦士たちが安らかに眠ることを願うこととしましょう。

   

2025年11月2日