真の教育とは

卒業のシーズン。

新しい環境へ飛び出す若者へ、エールを送ろう。

 

いつもお邪魔しているサイトで考えさせられたことがある。

ことの発端は、お嬢様のスカート丈。

あまりにバカらしいことを四角四面にしか対応できない教師にますます不信感を募らせた。

いつもなにかあると思うことは、学校側の対応のまずさ。

企業なら危機管理がなっていないと社会的信用はなくなるはずなのに

閉ざされた世界のために外に聞こえてこないのはうらやましい環境だ。

学校での出来事にはわたしも何度も怒りを覚えたことがある。

体育の授業で逆立ちをした娘の足を受け止めなかったことで

靭帯損傷という怪我をさせられたときも、相手の親は知らないまま。

教師も「お詫び」ではなく、事務的な報告でしかなかった。

本番はグラウンドで行なうからと、体育館の床にマットも敷かずに組み体操をさせていたというのに。

中学の修学旅行で、班の子に仲間はずれにさせられたときも

1人で歩かざるを得ない状況であったにもかかわらず

通りかかった教師は「みんなを捜せ」と突き放し保護もせず

抗議しても逆に娘に問題があるというような発言で謝罪はなかった。

見知らぬ土地で、1人泣きながら拝観もせずに探し回った娘の心細さ

挙句に「はぐれたことにして」という班の子の強要。

教師も班の子の親も、娘の痛みを当然知らない。

弱者は、泣き寝入りするしかない。

 

わたしは、挫折も知らず出来ない子の気持ちなどわからない者に

教育など出来るはずもないと思っているので、もともと教師に期待などしていない。

先生、先生と言われて、他人に頭下げるなんてことは絶対しないし上からしかものを言えない。

しかし、その態度が全ての生徒、父兄に共通であるのならばいいが

どうも相手によって態度を変えるのがわかるので、さらに反感を買う。

過去に尊敬できる教師になど数人出会えたらいいほうか。

本当に「教師」になりたくてなった職業ならいい。

とりあえず、大学で教職取ったし、公務員だから生涯安泰だし・・・

みたいなお役所人間に子供を預けることに恐怖すら感じる。

 

学校やクラスメイトに不信感を抱き、勉強も嫌いだった娘が

大学に行ってから「勉強が楽しい」と笑顔で真面目にやっている姿を見るにつけ

真の教育とはなんぞや?と思う。

2007年3月17日