今ではB-1グランプリで全国に知られるようになった「富士宮やきそば」ですが
わたしは大人になるまでこの焼きそばの麺が地域限定品であることを知りませんでした。
中学時代、同級生の間でYちゃんが持ってくるお弁当の焼きそばがおいしいと評判になり
焼きそば弁当の日は5玉ほど作って持っていったのだそうですが
わたしはその焼きそばが特別おいしいと感じたことがなくて、いつも不思議に思っていました。
家で食べる焼きそばとどこが違うのだろう?と思っていました。
大学時代も、スーパーで焼きそばを探してもまるちゃんの蒸し麺しかないことを不思議に思っていました。
けいちゃんの同級生から「富士宮やきそば学会』の会長になったという年賀状をもらって
静岡市に住む同級生が富士から通うYちゃんの焼きそばをおいしいと言っていた理由や
東京でマルモの麺が買えなかった理由を、ようやく理解することができました。
今日は、クライアント様が行う秋祭りで出してほしいと依頼された焼きそばについて
どうせなら「富士宮やきそば」を出そうということになり、研修にいってきました。
いつも作り慣れている焼きそばなので知識はあったのですが
講師が作る焼きそばと、マネージャーが作る焼きそばは全く違う食感でした。
恐るべし、「富士宮やきそば」