10月から始まった「コウノドリ」を見るたびに
出産は病気ではないけれど、必ずしも全てが安全で確実ではないのだということを思い知らされます。
わたしもその1人です。
結婚したら、普通に妊娠して普通に分娩できると思っていましたが
実際はなかなか子供ができなかったし
妊娠したら逆子からの横位で、結局帝王切開だったし
しかも開腹したらソフトボール大の筋腫が見つかるし
先生が「ご主人を呼んできて」と言ったら、ご飯を食べに出かけていて不在だったし(笑)
まぁ、これについてはけいちゃんの名誉のためにも言い訳をするならば
手術に時間がかかるだろうと思っていた母がのんびり叔母と先に食事に出てしまって
あとから行ったけいちゃんと義母が間に合わなかったというわけでしたが。
今でも「肝心なときにうな丼を食べていた」と言われ続けるので
毎年娘の誕生日の昼食はうなぎを食べることに決めています。
でも。
もしあの日けいちゃんが手術室の前にいて先生に呼ばれていたら、どんな決断を下したのでしょうか?
結局は大事に大きく育てた筋腫を10年後に全摘出することになるのですが
二度と子供が産めなくなるという現実をあの日断ち切ることができたかどうかは不明です。
お誕生日おめでとう。
いつまでも自慢の娘でありますように。