親は大雑把なのに、どうして娘は繊細なのか?
刀ミュの兼さんのセリフがふと浮かんだ。
「強い奴は強くならざるを得なかったから強いんだ」
子供のころからずっと兄をライバル視していたわたしは
何度も祖母に同じ孫なのだから平等に扱えと訴えてきた。
そのたびに「お兄ちゃんは男だから、長男だから」と言われて
兄にはどこからか救いの手が差し伸べられることも多く
男女平等だと教育されているのに、我が家はずっと戦前か?という環境(笑)
自分の立ち位置をアピールするためにも絶対男には負けないという意識が高まっていったのだと思う。
その結果、「男と女と逆だったらよかったのにね」とまで言われていたけれど
ほんと、男に生まれたかったよ!と思ったこともしばしば。
だから娘が生まれた時に、困ったときには誰もが助けてくれるような
ふわふわ砂糖菓子のような女の子に育ってほしいと願ったし
世の中の嫌なことを知らずに済むよう、純粋培養をしたいとまで思った。
結果的にはそういう女の子になったわけだけど、もっと雑に育ててもよかったのかな?
それはそれで、やっぱりわたしの子だねと親戚中に言われたかもだけど(笑)
まぁ、親としては娘の言葉を受け止めてあげることしかできないんだよね。
大丈夫、大丈夫!