
出社したら満開だった桜が散り始めていて、小径には花びらがいっぱい落ちていた。
風になびいて散る桜吹雪も美しい。
先に咲いていた椿もたくさん落ちていて、刀ステの森蘭丸のセリフがつい頭に浮かぶ。
花ごとポトリと落ちる様が首が落ちるのに似ていて、武士にとっては縁起が悪いらしい。
だけど逆にその潔さがいいという説もあるらしい。
先日の葬儀に参列した際、故人の生い立ちやエピソードなどを聞いていて
わたしの葬儀では、誰がどんなことを言ってくれるのだろうか?
どんなエピソードが出るのだろうか?と、葬儀に出るたびいつも考える。
わたしははらはらと美しく散る桜なのか?それとも潔く落ちる椿なのか?
いずれにしても、残された人生を有意義に過ごし、散り際は美しくありたいと思う。