娘の誕生日はうなぎを食べることが夫婦の暗黙のルールになっています。
それは、娘の出産時にけーちゃんはうな丼を食べていて肝心の時にいなかった戒めからなのですが
そんなエピソードも含めて、うなぎはわたしにとって特別なものです。
いつからなのか自分でも記憶は曖昧なのですが
父の中でわたしが一番好きなのはうなぎだと思っていたようで
何かあるたびにお土産にうな重を買って帰ってくるようになっていました。
試験勉強の夜食にというのは定番で、これを食べて頑張れということだったのでしょうが
食べたら満足して眠くなるだけで(笑)肝心の試験結果は・・・でしたけど。
子宮筋腫摘出手術後のお見舞いも、うな重でした。
ようやくお粥から常食になったばかりだというのに
こってりしたうな重を朝食に完食するという強者がここにいます。
だから、きっと大丈夫。
わたしの最期の晩餐は、当然のことながらうな重と決めています。
今日は父の13回目の命日です。
いつかまた会える日まで、誠実に日々を過ごしたいと思います。