本日の巡回先には、とても優秀な栄養士がいます。
わたしが単身赴任を始めた時にオープンスタッフとして同じエリアで働いていた同僚です。
わたしが、「あ、あれやらなくては!」と思うと「やってあります」と即答され
彼女と仕事をしたことがある若い栄養士は誰もが口をそろえて彼女のようになりたいと言うくらい
仕事は早くて間違いがなく、本当に頼れる存在でした。
寡黙でどこか他人を寄せ付けない孤高の人・・・というのが第一印象でしたが
話をしているとけっこう辛口なことも言うし、若いころの自分に重ねてしまう部分も多く
わたしがこの業務から外れたら後継者には彼女しかいないと思うようになりました。
でも上司たちは総合的な管理ができる彼女を衛生だけに特化させるのはもったいないように感じるらしく
なかなか実現できないまま現在に至るわけです。
営業所に着いたらちょうど朝礼が終わって業務を始めたばかりの時間で
事務所には誰もいなかったので挨拶をしようと厨房に入っていくと
わたしに気づいた彼女が、名前を呼びながら駆け寄り抱きついてきました。
新しくオープンした営業所に赴任して、いろいろトラブルやら思うことがたくさんあるようで
そのことが冷静な彼女に「抱きつく」という行動を起こさせたと思うのですが
彼女に言わせるとわたしはどうやら「癒し系」らしいです(笑)
・・・てか、くまのぬいぐるみ的な何か?
栄養士はみんな娘みたいな年齢だし、ずっと「お母さん」として見守る存在でありたいと思った出来事でした。