過酷な業務を終えて、浜松からの帰り道。
少し後方を車間距離を保って走っているバイクを避けるために走行車線に入ったところ
追い越しがてら、スッと左手をあげて颯爽と駆け抜けていきました。
バイクといえば、新卒で入社した時事務所に首にコルセットをはめた調理師さんがいて
交通事故にでもあったのかな?と思っていたら、実はスクーターでウィリーしてコケたそうで
ドゥカティ持ってるのに、何故?と笑ったことが思い出されます。
当時は、同年代の若い調理師さんたちの間でバイクが流行っていて
仕事帰りにバイク仲間が経営する喫茶店でお茶をするという「750ライダー」の世界そのままで
休日はバイクのない同僚たちも車でツーリングに参加していました。
わたしも誘われて箱根に出かけたことがあったのですが
すれ違うライダー同士が手を挙げて挨拶する様子をカッコいいなぁと思ったものでした。
最近はそんな風景をあまり見たことがなかったので
あぁ、わたしの意図を理解してくれたのねと思うと同時に、正統派ライダーだったんだなぁと
仕事のトラブルはまだまだ解決しそうにはありませんが
些細な行為にちょっと嬉しくなってしまって、仕事の疲れが吹っ飛んだ気分になりました。