
毎度のことながら、お姉ちゃんの部屋が開いていると忍び込むにゃんズ。
どうしてベッドの下の隙間がいいのかなぁ?
そして、お姉ちゃんのお土産のもふもふな敷物の上でご満悦。
ちょっと心配なのは、勢いよく飛び乗るから敷物はきっと丸まったり落ちたりするのでは?


今日は初代にゃんこの「せな」の17回目の命日です。
過去のブログにはきっとせなの話もいっぱいあっただろうけど、もう消えてしまって読めない。
今のように気軽に写メを撮ることもできない時代だったので、記憶は娘のアルバムのみ。
唯一残っていたのは、亡くなった翌年のmixiの日記でした。
せなは、娘が幼稚園のころに飼いはじめたアメリカンショートヘアです。
糖尿病を患いインシュリンを投与しながらがんばっていたのですが、
全盛期は9kgあった体重が4kg程度に減ってしまい、抱き上げるとすごく軽くなっていて
この夏は乗り越えられるのだろうか?来年までもつのだろうか?と
心の準備はしていたつもりでした。
前日仕事から帰宅すると、せなが動けなくなっていました。
肉球をさわると冷たくなっていてバスタオルでくるんで一生懸命なでて温めました。
せなは、冬寒くなっても、ふとんの上には来るけれど毛布とかタオルとか
身体にかけられることを嫌がったのですが、バスタオルでくるんでもぐったりしていて
たぶん朝までもたないと思っていました。
ずっとなでていたら体温も上がり呼吸もおちついて
ひょっとしたら台風のために家中窓を閉め切っていたため熱中症にでもなったのかな?
などと思ったりしていつのまにか、みんなで眠ってしまいました。
朝、目覚めると、わたしの隣に寝ていたはずだったのに
ちゃんとキッチンのご飯のお皿の前にちょこんと姿勢よく座っていました。
いつものように注射をして、ごはんを食べ、お水を飲みリビングのところまで歩いてきたので
わたしはほっとして出勤する準備をしていたのですが
廊下との段差でつまずいたまま、また動けなくなっていました。
昨夜のようにぐったりとしているせなを家族にまかせて
出勤するために駐車場まで降りたところで、娘から電話がありました・・・
13歳の大往生でした。
昨夜すでに泣き疲れていたのか、涙は出ませんでした。
まだ温かさが残るせなを、わたしは何度も何度もなで最期のお別れをして
けいちゃんにあとのことをお願いして、仕事に向かったのでした。
わたしは、せなの最期に立ち会えず、火葬場にも行けず
せなの死をなかなか受け入れることができませんでした。
どうしても心の整理がつかないのです。
せなはダイニングの椅子に飛び乗る時に
勢い余ってテーブルの裏側にコツンと頭をぶつけることがありました。
ときどき、もうせなはいないのにそのコツンという音が聞こえるのです。
そのたびにその姿が見たいと思うのです。
会いたいよ、せな。

せながいたから、ティファに出会い、そして魁と尊に繋がった絆。
今夜はいつになく魁ちょがすりすりと甘えてきます。
もしかしたら、せなが遊びに来ているのかな?
せな、ずっとずっとティファと一緒に、魁尊コンビを見守っていてくださいね。

この顔にだまされて魅せられて、譲渡トライアルが始まったのが2年前の今日のこと。
当時のブログを読み直してみると、今では笑い話ですが
魁とのバトルに半ば諦めなくてはいけないのでは?とかなり悩みました。
それだけに、5日目にして鼻チョンしているのを見た時には本当にうれしくて
日に日に距離が縮まっていく状況にホッとしたものでした。

時期も場所も別々に保護された2匹が、今ではまるで兄妹のように暮らしていて
多頭飼いの楽しみを味合わせてもらえていることが何よりも幸せです。
尊を見つけ保護してくれた里親さんには感謝しかありません。
ずっとずっとこの幸せな風景を一緒に楽しめますように・・・
