音楽朗読劇を鑑賞してきました。
まっきーに会えるのは、8月の戦刻ナイトブラッド以来です。
阪神淡路大震災を題材に、3つの話がオムニバス形式で進んでいきます。
椅子に座っての朗読なのにその情景が見えるかのようで
劇中のセリフに、震災当時のことがぐるぐると頭の中をかけめぐり
それと同時に、亡き父やティファのことが思い出され涙が止まりませんでした。
阪神大震災があった日は
テニスに出かけるために朝から慌ただしく、震災の状況を全く知らずにいたので
帰宅してTVをつけたら一面の焼け野原の惨状に、どこかの国で戦争が起きたのかと思ったほどでした。
東日本大震災の日は横浜の事務所で震度5弱を、帰省して数日後自宅で再度震度5を経験しました。
その後中国に出張に行った際、空港では日本人だけガイガーカウンターの前を歩かされ
帰りの飛行機から見える計画停電の真っ暗な日本列島の景色に愕然としました。
実際わたしが体験した静岡での震度5も食器が壊れた程度で、生活そのものには変化はなかったのですが
徐々に震災の報道が減っていく中、いわきに出張した際は全く復興などされていないことを知りました。
自分が生きていくことで精いっぱいで、だんだん風化していくのでしょうかね。
忘れてはいけないことを伝え続けていくことの大切さ、
いつまでも思い出を風化させないことの愛おしさを知る、こころ揺さぶられる作品でした。
それにしても。
この作品はWキャストで、同じシナリオなのに演じる人が違うだけでこうも違うものか。
まっきーの関西弁も新鮮で、でも彼には標準語のままでいてほしいかな(笑)
ホールを出たら、明らかにこの人って役者さん?みたいなオーラを発している人がいて
でもあまりジロジロ見ることができなかったのですが
どうやら、わたしは大包平と仮面ライダービルドとすれ違ったらしいです。
そんなわけで、久しぶりに平日に有給休暇を取りイケボに癒された1日でした。
会社のPCのメール数がハンパなくて恐怖ですが・・・