休日ですが、自宅からリモート会議に出席です。
特別講演の平井一夫氏の軽快な話で特に興味深かったのが「リーダーがすべき6か条」
①正しい人間になる
②高いIQを持ったマネジメントチームを組成する
③Mission、Vision、Valueを定義する
④戦略立案
⑤現場に行く
⑥後進に道を譲る
この6か条を聞きながら、ずっと自分がマネージャーだった時のことを思い返していた。
わたしは、心の知能指数(EQ)を高めて仕事ができていただろうか?
周囲の「異見」をちゃんと受け止めて本音で語れる環境を作っていただろうか?
マネジメントと現場との乖離をなくすように正しい戦略を遂行できていたのだろうか?
美味しいとこだけ出て行って、嫌なことを部下に押し付けていなかっただろうか?
上司の体調不良から急遽マネージャーに推しあげられた1年目は、本当にトラブル続出で
なぜルールが守れないのか?なぜみんな他人事のように無関心なのだろうか?と
部下の異動を止めることができなかったことに、自分の力不足が悔しくて泣いた。
クライアント様にただただ頭を下げる毎日で、気づいたら10㎏減量していた。
他人のせいにしたくないからスポーツも個人戦が好きで
団体行動が苦手なわたしがリーダーでいいのだろうかと何度も思ったけれど
推しのイベントで事前に送った「近侍としての心構えを教えてほしい」という質問が読まれて
「次の世代のために環境を変えていくこと」とアドバイスをいただいて
チェキ撮影時に頑張れと頭をぽんぽんされたことで、踏ん張ることができた。
普段仕事の話はお互い家庭には持ち込まないような暗黙の了解があったけれど
こんな時にはどうしてた?と愚痴を聞いてもらったことも救いになっていた。
今は、上司と同僚の間でクッション材のような位置にいるけれど
もしあと1年マネージャー業務ができていたら、少しは環境を変えられたのではないかとも思う。
あと何年仕事ができるのかわからないけれど、常に「人格で仕事をする」人でありたい。