原作を読まずに、前評判も見ずに、まさしくイノサンな状態で観劇。
国王ルイ16世の斬首刑の指揮を執った実在の死刑執行人「シャルル-アンリ・サンソン」と
その妹「マリー-ジョセフ・サンソン」を主人公にしたお話なので
フランス革命あたりの話ならベルバラ知識でいけるかな?
そもそも、推しが出演するだけで見る価値あるじゃん・・・という気持ちだったのですが
・・・重い。
ネットではかなりの酷評でした。
原作ファンからしたら酷評もしかたがないのかなぁと思うけれど
演出や脚本の問題、個々の感じ方の違いなのではないでしょうか。
わたしは、三つ編みの推しが美しいと思ったし、殺陣が相変わらずすごかったし
主人公に寄り添う推しが健気だと思ったし
登場しただけでふわっと場が和む推しの透明感と、美声に魅せられたし。
しいて言えば
ラストはきらびやかな衣装のままで出てきてほしかったかな・・・
問いかけにも自問自答したよ。
でも、年齢を重ねていくことで生じるジレンマをも自分のせいだと言われたら
どうしたらいいんだ?
仕事辞めてもっと条件のいいところに転職しろ?
いや、もうこの年齢では無理だろ?
「自由」をはき違えると危険だよねぇ・・・と感じましたけどね。
とにかく。
ジャックとアンドレとルイ16世が美しかったので、よかった。
というのがざっくりとした感想です。