今日は従姉妹の葬儀でした。
5年ほど前から膠原病を患い、1ヶ月前から入院をしていて
人工透析後に急変し、帰らぬ人となりました。
従姉妹夫婦には子供がいません。
ご主人がずっと頬をなでながら語りかけていた姿には、参列者全員が言葉になりませんでした。
まだまだ夫婦2人で、気の合う仲間と一緒に旅行に行く楽しみがこれから先もいっぱいあったのに
残念でなりません。
従姉妹はわたしより6歳年上でしたが、とてももの静かで可愛らしい人でした。
わたしの母は裁縫や編み物が好きで、わたしが子供の頃に着ていた服はほとんど手作りで
それをわたしは家が貧乏なので服が買えないんだと真剣に思っていたのですが
従姉妹は当時すごくうらやましかったと話してくれたことを思い出します。
伯母の家に遊びに行っても不在のことが多く、こっそりと従姉妹たちの部屋に忍び込み
ちょっと大人のお姉さんの部屋の雰囲気を感じ取ることができるのが好きでした。
帰宅してから自分の部屋もちょっと模様替えをしたりして、かなり感化されたように思います。
お棺に花を入れるときに、そんな大人の世界を教えてくれてありがとうと
感謝しながらお別れをしてきました。