異動前の営業所の同僚から、調理師さんの訃報の連絡があったのが昨日のこと。
お悔みに行った際、彼が厨房で使用していた時計が止まっていたと画像を見せたら
ちょうどこの時間に亡くなったとご家族から聞かされたそうです。
体調を崩し自宅療養中もずっと仕事に行きたいと言っていたそうです。
この時刻は彼がいつも出勤する時間で、最期に出社したことを時計で知らせてくれたのですね。
なんとも不思議な話です。
人生という時計は、いつ止まってしまうか誰にもわからないものです。
でも病気によっては余命宣告されるケースもあって
最近では医師の間で「死ぬなら老衰よりも癌」という意見が多いのだそうです。
死期がわかるほうが残された時間を有効に使える、準備ができるという理由。
今会いたい人、もう一度行きたい場所、やりたいこと、やり直したいことなど
きっとその時になったら考えることは多いかもしれないので
できることなら後悔しないようなわたしらしい生き方をしたいと感じました。
嘉藤さん、生前はいろいろお世話になりました。
悲しみに暮れる営業所のみんなを見守っていてくださいね。