先輩

以前同じ営業部でお世話になっていた上司が入院したと聞いて、仕事の帰りにお見舞いに行ってきました。

仕事で栄養士と待ち合わせをしているときに発症し

車を路肩に止め、携帯で栄養士に連絡をしたもののすでにろれつが廻らない状況で

それを察知した栄養士が車を探し回り見つけたときにはすでに意識混濁だったそうです。

脳幹は脳神経が多数集まっているので後遺症が残るのを承知で外科的手術はしないのだそうですが

今日は同僚の名前を言ったり、聞き取りにくいけれど会話ができるまでに回復していました。

ぎゅっと力を入れて手を握ることもできるし、足は動く?と言えば足首を動かすし

こちらのいう言葉は理解しているし、帰り際にはふつうに手を振ってくれました。

それでも医師からは予断を許さない状態だと言われているそうです。

1月の新年会で会ったときに、ちょっと手がしびれていたので病院にいった話を聞いて

お互いに痩せなくちゃダメだよね、具合が悪くなったら這ってでも会社で倒れないとね、なんて笑ったばかり。

まさしく過労による労災でいいのではないかと思うのですが、実際はなかなか認定されることはないようです。

仕事は人員を増やして補っているので心配しないで治療に専念してくださいと言われたらしいけれど

今まで一人でやっていたことを複数人数でやっていることこそ、過労じゃん?働き損じゃん?と

なんともやりきれない気持ちになりました。

彼は、わたしが新卒で入社したときに2年先輩の栄養士で

仕事で同行すると、「お前といると何でもむしり取られる」と笑いながらご馳走してくれる人でした。

優しくて同僚、部下からの信頼も厚く、彼を悪く言う人は誰もいません。

時間がかかっても、また大好きな運転ができるまでに回復できたらいなと祈りつつ帰宅しました。

月並みな言葉だけれど、頑張れ!

2016年4月19日 | カテゴリー : health | 投稿者 : つかちゃん